啓蟄(けいちつ)

今日3月6日より、24節気の「啓蟄」に入りました。(~19日頃)

「啓蟄」とは、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のこと。生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と、麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

《旬のもの》

 魚…『さより』  鳥…『かわらひわ』  野菜…『わらび』  花…『かたばみ』

《行事》

 『十六団子』 …春には農作物を守るために”田の神様”が山から里へ下りてきます。この神

         様の移動日である三月の十六日に、十六個の団子を供えます。

【啓蟄】

〖初候=7候〗蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)=冬籠りの虫が土中から這い出る

〖次候=8候〗桃始笑 (もも はなえみとなる)   =桃の花が咲き始める

〖末候=9候〗菜虫化蝶(なのむし ちょうとなる)  =青虫が羽化して紋白蝶になる