雨水(うすい)

今日2月19日より、24節気の「雨水」に入りました。(~3月4日頃)

「雨水」とは、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。山に積もった雪もゆっくりと溶け出し、田畑を潤します。昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきました。

《旬のもの》

   野菜…『春キャベツ』  魚介…『蛤(はまぐり)』  野菜…『辛子菜』

《言葉》  『霞と霧』 … 霞は春の季語、霧は秋の季語。霞は「たなびく」と使いますが

              霧には使いません。霧は「たちのぼる」と使います。

  『獺魚を祭る』 … 七十二候では、雨水の初候は「獺祭魚(かわうそをまつる)」でし

            た。かわうそが捕らえた魚を川岸に並べている様子が、人が祭りの

            ときに物を供える様子に見えたことから生まれた季節の名前です。