夏至(げし)

今日6月21日より、24節気の「夏至」に入りました。(~7月6日頃)

「夏至」とは、一年でいちばん日が長く、夜がみじかくなる頃。気温が上がり、暑さは日に日に増していきます。

伊勢の「二見浦」では、太陽のエネルギーがもっとも溢れる夏至の日に、夫婦岩の間から昇る朝日を浴びながら、禊を行います。(冬至は、内宮の宇治橋から日の出を拝むことができます)天の働きは、日々刻々と繰り返されており、休むことのない天の運行が自然の恵みへと繋がっています。天の恩恵に感謝し、自らも日々を大切に過したいものです。

《72候》

    初候   『及東枯』  =  なつかれくさかかる     6/21~6/25頃

    次候   『菖蒲華』  =  あやめはなさく       6/26~6/30頃

    末候   『半夏生』  =  はんげしょうず       7/1~7/6頃

《旬のもの》 果物…『夏みかん』 魚…『鮎(あゆ)』 野菜…『オクラ』 飲料…『冷酒(ひやざけ)』

《行事》 『夏越の祓(なごしのはらえ)』…六月の末日(晦日)は、十二月の大晦日と同じく「大祓(おおはら

     え)の日です。各地の神社で、罪や厄災を祓う「夏越の祓」が行われ、茅草で作った輪をくぐる「茅の輪

     くぐり」が行われます。